空気の入口をふさぐチョークとは違い、エンリッチナーはガソリンの絶対量を増やして混合気を濃くするもの。
使う時間が長くても短くてもダメなのです。

エンリッチナーノブをいっぱいに引き出してセルで始動。
15〜30秒以内にそのまま走り出す。
気温が10℃以下だったら5kmまたは5分間、10℃以上だったら3kmまたは3分間、引きっぱなしで走行する。

その後エンリッチナーノブを半分だけ戻して、気温にかかわらず3kmまたは2分間走行する。

これらの課程をへてエンリッチナーノブを全て戻します。ノブには戻り目がないので、半分戻す時に戻し過ぎに注意して下さい。

以上がオーナーズマニュアルにそったエンリッチナーを正しく使ったエンジンの始動方法です。
つまり、「ハーレーは走りながら暖気をする」
みなさんはちゃんとできていますか?


FLT以外の全ての車種はハンドルロックとイグニッションスイッチとは別体になっています。ダイナグライドは独特の円筒状のキーが車体右側。スポーツスター系は左側に、ソフテイル系は右側に板状のキーで旋錠するロック機構がつけられています。

国産車のように統一された部分にはなく、メカニック泣かせのとても不親切なハンドルロック機構なのです。
しかも、スポーツスター系、ソフテイル系はハンドルをきって8分目の位置でロックがかかるので、ゆっくりハンドルを動かしながらかかる位置を探さなければいけません。
また、ロックがかかったままバイクを転倒させてしまうと、ロック解除できない、などのトラブルに見舞われる事もあります。

その様なややこしいロック機構には頼らず、簡単で、ハーレーらしい、ステアリングステム下の錠前でのハンドルロックを強くお勧めします。


ハリウッドのシネマシーンでも
よく登場するMasterの錠前。
ショットガンで撃たれても壊れ
ないらしいですよ。


エンジンオイルのチェックは日常点検項目の一つ。「オイルは減る」くらいの徹底した心構えがいいでしょう。

XL、ソフテイル系は車体右サイドのオイルタンクのフィラープラグ。
ダイナ、エレクトラグライド系はミッションケース上のフィラーゲージでチェックします。
また、
XL、ソフテイル系のエンジンオイルの量はエンジンが温まった状態で、マシン直立でチェックします。

この様に車種によってチェック方法が異なるので、注意してくださいね。

XL、
ソフテイル系は
車体を垂直に立てた状態でオイルチェック!
ダイナ、
エレクトラグライド系は
車体をサイドスタンドで立てた状態でオイルチェック!




スロットルの下側にはフリクション調整スクリューがあります。が、これは決して変にいじらないでください。
元々は大陸のフリーウェイなどを走行する時などに使用するモノで、締めこんでおけばスロットルを固定でき、楽にクルージングできるという装置なのです。
つまり、スロットルが戻らない現象が起こります。
考えただけで、恐ろしい事です。


エンジンや各部のメッキ部分をピカピカに光らせて走るハーレーはカッコイイですよね。
ところが、このメッキ部分がなかなか曲者なんです。放っておけばすぐにくすみが出てきます。
そんなくすみ退治のコツは、メタルコンパウンドで根気強く、照りを確認しつつ、ひたすら磨く。みなさんピカピカのハーレーをキープしてくださいね。
ワコーズメタルコンパウンド
希望小売価格:1470円


アルミ製のキャストホイールは放っておけば白いサビが浮いてきます。ホイールクリーナーを使用しても結構落ちづらいんです。
そこで登場するのがスーパーマーケットでも売っている台所用スポンジ。
このスポンジの粗い目の部分をあてて根気強く、力強く擦ってください。
価格もお手頃で、コストパフォーマンスにも優れているこのスポンジ。一度お試しあれ。





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